オブジェクトのプロパティやメソッドを実行する - CallByName関数 [ExcelのVBA]
CallByName関数
CallByName関数はオブジェクトのプロパティやメソッドを実行します。
分類 | その他 |
---|
書式
CallByName(object,procname,calltype,[args()])
object | (必須)対象のオブジェクト | ||||||||
procname | (必須)メソッド、プロパティ名 | ||||||||
calltype | (必須)呼び出す種類
| ||||||||
args | (省略可能)メソッドやプロパティに渡す引数 |
使用例
Private Sub CommandButton1_Click() ' テキストボックスに「いろは」を設定する Call CallByName(TextBox1, "Text", VbLet, "いろは") ' テキストボックスの値を取得して出力する Debug.Print CallByName(TextBox1, "Text", VbGet) End Sub
イミディエイトには「いろは」が出力されます。
Visual Basicのその他関数
関数名 | 内容 |
---|---|
AddressOf | 関数のアドレスを返す |
CallByName | オブジェクトのプロパティやメソッドを実行する |
CreateObject | ActiveXオブジェクトへの参照を返す |
CurDir | ドライブの現在のパスを返す |
CVErr | ユーザー定義のエラー番号を返す |
Dir | パターンに一致するファイル、フォルダ名を返す |
DoEvents | OSに制御を渡す |
Environ | OSの環境変数を返す |
Error | エラー番号に対応するエラーメッセージを返す |
InputBox | 入力ダイアログを表示する |
LoadPicture | 画像を読み込む |
MsgBox | メッセージボックスを表示する |
RGB | RGB値のコードを返す |
Shell | 外部プログラムを実行する |
TypeName | 変数に関する情報を文字列で返す |
VarType | 変数に関する情報を整数値で返す |
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公開日:2015年07月13日
記事NO:01183