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糖質を自動計算する

パンやお菓子などの商品パッケージの裏面などに表記されている「栄養成分表」から「エネルギー、たんぱく質、脂質」を入力する事により「糖質」を自動的に計算します。

エネルギー (必須)  kcal
たんぱく質 (必須)  g
脂質 (必須)  g
炭水化物 (任意)  g

糖質の計算方法

次式のように「エネルギー、たんぱく質、脂質」から糖質を求める事が可能です。たんぱく質は1gが4kcal、脂質は1g=9kcal、糖質は1g=4kcalです。

(エネルギー(kcal) - (たんぱく質(g) × 4) - (脂質(g) × 9) ) ÷ 4

炭水化物は糖質と食物繊維から構成されています。炭水化物と食物繊維がわかれば、次の式で糖質を求められます。

糖質(g) = 炭水化物(g) - 食物繊維(g)

※同様に炭水化物から糖質を引けば食物繊維がわかります。

糖質について

フーガリスト
https://www.petitmonte.com/contents/fuguelst/

主食(お米やパン)、お肉、果物、お菓子など約2000種類の食品の「糖質」や「カロリー」の情報を提供しています。

技術メモ

本来はカメラで食物の写真を撮って、その糖質を表示するスマホアプリを作りたいのですが、現在の画像処理技術のレベルでは実現が困難です。

やれるとしたら、商品パッケージにある「栄養成分表」をカメラで写真を撮り、有料のGoogle Cloud Vision APIでOCRをかけて、各成分を読み取って糖質を自動計算するぐらいです。

懸案事項

・OCRの精度。
・OCRに1300万画素の写真を使用すると10秒ぐらいかかる。
※リサンプリングによる高精度な縮小で軽減可能 link
・OCRのAPIは有料で1000回につき$1.5です。
※広告によるマネタイズで回避可能?
・写真をアップロードするサーバーが必要。
※アップロードした写真はcronで自動削除、またはその都度に削除すればOK
・写真をアップロードする時間がかかる。
※リサンプリングによる高精度な縮小で軽減可能

最終的にはOCRの精度によって、アプリを開発するか検討します。

※2020年12月追記、いまだとAI(人工知能)を使えば出来そうです。





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公開日:2017年11月25日 最終更新日:2020年12月16日
記事NO:02614