MSゴシック系のフォントが薄くなる [Win10 1903アップデート]
Windows10 Homeのバージョン1903へのアップデートでMSゴシック系のフォントが薄くなる、見ずらくなる不具合の対処方法です。
フォントが薄くなる現象
[アップデート前]
[アップデート後]
[アップデート前]
[アップデート後]
エディタは秀丸、ブラウザはChromeで共にMSゴシックを使用しています。MSゴシックのフォントはIPMsgなどWindowsアプリの全般で利用されています。
最初にやったこと
フォントの「ClearTypeテキスト調整」を行う。 |
別マシンからフォント(msgothic.ttc)をコピーして再インストール。 |
モニタ本体の輝度などの明るさ設定を調整する。 |
はい、効果はありませんでした。
私の場合は主にプログラム(秀丸)で使用するフォントなのです。代替品としてプログラム専用の「源ノ角ゴシック」などを試して見ましたが、本質的な問題解決とはなりません。
何をすれば良いか。
ネットで「MSゴシック フォント 薄い」などで探しても解決するような記事は見つかりませんでした。
そこで、Windows10のOSを色々確認していると、デバイスマネージャーの[モニタ][汎用PnPモニター]の[イベント]タブを確認するとタイムスタンプがWindows10 バージョン1903へのアップデートの時間でした。
モニタ・・・。出力はグラボか・・・。・・・!。
そうです。グラボのドライバの更新を試していませんでした。
グラボはNVIDIA(エヌビディア)のGeForce 1080Ti(11GB)なので、公式サイトのドライバダウンロードでダウンロードして再インストールしました。
そして、見事にMSゴシックのフォントが薄い現象は解決しました。
結論
Windows10 Homeのバージョン1903へのアップデートは「グラボのドライバを壊す」または「グラボのドライバ設定を変更」する可能性がある破壊的アップデートという事でした。
※グラボのドライバ側が対応してなかった可能性もあります。